破水?!9月18日陣痛で目が覚めるということもなく、朝を迎える。 朝7時。まずは、今日これからタイへ発つために成田へ向かう両親に電話。 「とりあえずまだ陣痛は来てないけど、万が一、今日入院とかいうことになったら、 誰かにお願いして、名前を書いた紙を持って空港に迎えに行ってもらうからね。」 土曜日なので夫も休み。のんびりとした朝だ。 出産直前のお腹の写真撮影をしたり、「もう子宮口が2センチ開いていて、いつ生まれても おかしくないです」と義父母にメールを書いたり。 メールを出し終えた午前10時ごろ。 気が付けばなんとなーくお腹が痛いような気がする。生理前のような鈍い下腹痛。 うーん、こりゃ明日あたり来るかもな。 本当は今日、通っている病院のロビーで「タイ・クラフト・セール」があるので、 それに出かける予定にしてたんだけどな。。。。 夫には「お腹が痛くなってきたんなら行くのやめれば」と言われた。 でも、そこまで痛い訳じゃない、ただなんとな~くお腹が重い感じがするっていうだけなんだけど、、、 結局さんざん悩んだ末、大事をとって外出をあきらめることにした。 そして、それよりも出産前に終わらせなければいけないPC作業があったのを思い出し、机に向かった。 12時半。ようやく作業が終わり、あとはプリントアウトで終了!のはずだったのに、途中でインク切れ。 あーあ、カートリッジ取り替えなきゃ、と椅子から立ち上がった途端。 「むむっ?!」 いやな感触。 もしかして水が出た? まさか破水?! 慌ててトイレに駆け込む。 破水かニョウ漏れかはニオイで分かるというが、うーん・・・・ビミョーすぎて分からならい。 ニオイがするといえばするし、しないといえばしない。 破水ってもっとドバーッと水が漏れるんじゃなかったっけ? このときの疑惑のソレは、ほんの少量、しかも1回きりで後が続かなかった。 でももし破水だったら・・・ 悩むよりも、まずは病院に行ってみて検査してもらうことに決めた。違ったら違ったで安心だし、 そのままタイクラフトセールでお買い物も出来るし、無駄足にはならない。 ついでに病院に入っているレストランで昼ごはんも済ませちゃえばいいよ。 ということで、一応ナプキンをあて、病院にも電話を入れて、いざ出発! 午後1時半ごろ病院到着。入ってすぐのロビーがクラフトセール会場になっていた。 見たいのはやまやまだけど、お昼もだいぶ過ぎてるし、まずごはん!ということで入ったのが、 新しく開店したばかりのイタリアンレストラン(病院にそんなレストランが入っているって ビックリだけど、それがあるんです)。 いかにも高級そうな感じなので入ったことはなかったけど、出産したらしばらくこういう おしゃれな店で外食することもないだろうし、景気付け(?)に今日は奮発だ~、ここまで来たら 体重も関係ない、デザートも頼んじゃうぞ~!! と店に乗り込んだ。 予想通り、いいお値段が並ぶメニューにびびりながらも注文を済ませる。 ふうっと落ち着いたところで、椅子に座りなおした瞬間・・・にゅるっ またもやあの感覚。 やっぱり破水? とりあえずトイレに行こうと立つ。 「うっ」まただ。もうこれは確実、破水だ。 いくら何でもこんなに立て続けにニョウ漏れするわけがない。 こうなるともうせっかくの料理も落ち着いて食べられなかった。 なにせ食べている間も、座る位置をずらすだけで水が出る感覚があって気持ち悪い。 楽しみにしていたデザートを頼む余裕もなく、さっさと会計を済ませて受付へ向かった。 まずは日本語受付に行き、破水らしきものがあったことを伝える。 あらかじめ調べていたとおり、主治医の先生は土曜日が休診だったので、別の先生に 診てもらうことになり、婦人科へ向かう。 いつも診察の時は日本語通訳をつけてもらっていたけど、土曜日午後は日本人患者が多いのか、 しばらく待たないといけないという。 「通訳なしでも、大丈夫でしょ?」と看護士さんに言われ、状況が状況だけに もう待ってられない!と診察室へ。 代わりに診てもらった先生は年配の女医さんだった。状況を話すと早速、内診室へ。 破水かどうかは、小さな試験紙をちょっと付けるだけで分かるらしい。 「ああ、これは破水だね。」 まさに一瞬で判明した。 それから内診。 「うん、もう赤ちゃんの頭がそこまで下がってきてるよ。 おっと!」 なんと先生の内診中にお腹の中の赤ちゃんがピクッと動いたのだ。 「元気だねえ~。自然分娩希望なのね。大丈夫、十分自然分娩でいけるから。」とお墨付きをもらう。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|